練習メニューの組み方 ~1時間編~ フルートfile.9

田山萌絵(もえ先生)のブログ
【音楽の庭】へようこそ

フルート奏者・講師をしています。
西東京市(最寄り花小金井駅)にて
【おうちいくリトミックサロン】を開催中♪
2018年生まれの、息子くんと

コロナ禍におうちいくに目覚めました。

 

フルートレッスン
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新学期が始まって
皆様いかがお過ごしでしょうか。 

前回の記事の最後に
「明日は!!」と書きましたが、、
あっという間に5日経ってしまいました。。

なぜかというと、
年中さんになった息子くんが
幼稚園生活で緊張や不安があって
夜、くっついて離れられなかったからです😨

新しいクラスになって数日
ようやく落ち着いてきたので
ブログを再開します!

 

今日のお題はこちら!

『1日のうちで練習時間を
1時間とれるときの
練習メニューの組み方』

 

このブログを読んでくださる方は
フルートが大好きな方が多いと思いますが
お仕事をしながら
育児をしながら
介護をしながら
フルートを吹く時間を捻出するのは
大変ですよね。

自由になる時間が多い方でも
日々やることが満載で
その中で確保した練習時間
有意義に使いたいですよね!

かく言う私は
フルート奏者・講師でありますが
現在絶賛育児中
家事も育児も待った無し!なので
日々の練習時間は
とても貴重な時間です。

1日数時間、楽器に触ることが理想ですが
毎日続けて練習時間を確保することは
かなり厳しい生活を選択しています。

そんな私が
1日のうちに練習時間を
1時間だけ作れたとき

1時間で数時間分の練習をするために
どんな練習メニューの組
んだかを
今日はお話ししたいと思います。

 

まず、練習の後に食べる
ご褒美のおやつを用意します!(笑)

私にとっては、これが大事。
練習前に食べると
歯磨きやらなんやら時間がかかるし
練習後は頭も体もたくさん使うので
脳がくらくらして糖分が欲しくなります。

何よりも、やる気が上がることで
集中力が上がります!
せっかくの練習時間を
より濃く使うための
大切なアイテムです。

さて、今日は
息子くんが春休み明けの
幼稚園初日に練習したメニューを
そのままお伝えします。

練習内容はこちら!

~1時間の練習メニュー~
①ストレッチ(10分)
(体を整える)
②ロングトーン(10分)
(姿勢、息の流れ、音色)
③クロイツェルエチュード(10分)
(お腹の支え、跳躍、アーティキュレーション)
④曲の練習(30分)
(本番に向けて)

①ストレッチ(10分)

練習が終わったあと
前日よりも良い状態に
成長していることが理想ですが

そもそも練習を始めるときに
身体を、今の自分の一番いい状態にしてから
練習を始めることも大切です。

余計な回り道をしないために
また、今日の自分の身体の状態を
確認するために
ストレッチを行います。

さらに時間を有効利用するため
大好きなフルーティストの
CDを聴きながらストレッチ♪

音色のイメトレにもなりますし
なによりいい気分で練習を始められます✨

 

②ロングトーン (10分)
♩=60 12拍(4拍×隣り合う半音3つ)

ロングトーンを始める前に
まずは姿勢を確認。
私は、廣戸道場で教わった、
4スタンスの理想の立ち方を
確認します。

≪この日のロングトーンの目標≫
・自然な力まないアパチュアを維持すること
・息の流れを、最初から最後まで一定に整えること
・常に音を、最上級に響かせること

 

 

③クロイツェルエチュード(10分)

以前、当ブログでも書きました
恩師パウル・マイゼン先生の
エチュードです。
(過去の記事はこちら

エチュードの一番初めの
基礎練習曲を練習しました。

参考まで、この日に練習した内容を
そのまま書きますね。

A-1 Ⅰ メトロノームなし
A-2  a ♩=60
B-1 Ⅱ メトロノームなし
B-2 i ♩=72

≪この日のチェックポイント≫
・各音(音の高さと音量)に適したお腹の支え
・跳躍時の、お腹・息・アパチュアのコントロール
・音楽に寄り添ったアーティキュレーション

④本番に向けての曲の練習

久しぶりに演奏する曲の練習だったので
かなりゆっくりなテンポで
昔の自分からの手紙
(楽譜の書き込み)を読み解きながら
ニュアンスや、和声
音に詰め込めるすべての情報を
イメージしながら練習しました。

 

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私が練習をするときには
以下のことを、何より大切にしています。

≪基礎練習の場合≫
・この練習を何のためにするのか
目標やチェックポイントを明確にすること

・気にする要素が多すぎると
逆に集中力が分散してしまうので
項目を3つ程度に絞ること

≪曲の練習の場合≫
・一つの音に詰め込める情報量を
最大限増やすこと
(音色、音程、音量のイメージ
和声、ニュアンス、音楽のイメージ
それを実現するための
身体の使い方、姿勢、支え、アパチュア、、、)

・情報の1つ1つの精度を高めること

・必要があれば
先に曲の分析をすること
(イメージをはっきりさせるため)

いかがでしたでしょうか?
練習メニューにお悩みの方に
少しでもお役に立てれば幸いです。

次回以降、各練習項目で
気を付けていることを
1つずつ取り上げて
深堀していきたいと思います♪

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました🍀

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